質問内容は、
━━━ ここから ━━━
起きて座ったときに軽くめまいがする 1分間位で治る
━━━ ここまで ━━━
起床時のめまいについての質問のようですが、朝の状況なのか?
昼寝の後についてなのかがわからないので、どちらに関しても
書いてみようと思います。
朝起きた時のめまいの場合
寝起きで、急に頭を持ち上げると、めまいが起こるため、
しばらく座っている状態なのか?
朝起きて、座ってみると急にめまいが起こり、1分間ほど動けないのか?
まず、
前者の場合
これは、全身の筋肉が固まっているからか?血流が悪くなっている状態を現わします。
原因として考えられるのは、
・寝返りを全く打たずに眠っている。
・就寝前のストレッチ不足。
・血液自体がドロドロしていて流れにくい。
・寝ている間に、身体が冷えてしまうような環境、もしくは寝具で寝ている。
などがありますが、ポイントを絞ると、
・筋肉の固さ
・冷え
・血液の流れ
の3つが考えられます。
この3つは、全て絡みがあり、
・筋肉が固ければ、冷えやすく、血液も流れにくい。
・冷えていれば、筋肉は固まるし、血液は流れにくい。
アルニカと滑液包炎
・血液の流れが悪ければ、筋肉は固くなりやすく、冷えやすい。
このように、全てが一連の流れとして、絡み合っています。
従って、寝ている間に、上記のどれかに当てはまると、
起き上がった時に、めまいが起きやすくなります。
寝ている状態と、起きている状態では、頭から足の先まで
血液を流す場合、横の動きと縦の動きという、全く違う圧力が
加わるため、しばらく慣れるのに時間がかかってしまうのです。
筋肉が柔らかかったり、冷えてなかったり、血液の流れが良ければ、
そのような事はないのですが・・・。
次に、
後者の場合
これは、背骨周りの身体を支えるための筋肉が、弱体化している状態を現わします。
原因としては、
・過労
・睡眠不足
・運動不足
・栄養失調
・病後や怪我のリハビリ不足
・背骨をボキボキ鳴らす癖がある
・背骨を鳴らすような矯正を受けた事がある
・交通事故の経験がある
・転落事故の経験がある
などが、考えられます。
寝ている状態であれば、頭を支えるために筋肉が力を入れる
必要がありません。
しかし、起きて座るという事は、頭を一定の位置で
支えなければなりません。
そのために、背骨周りの筋肉がしっかりしなければならないのです。
うつ病が原因premeopause
けれど、上記の原因がある場合、背骨周りの背骨自体を
安定させるために働く筋肉が、働けなくなっている場合が多いのです。
そのような状況では、もっと大きな筋肉が背骨を支えるために、
加勢しなければ、身体を支える事ができません。
そのため、大きな筋肉が加勢に回るまでの時間(人によって違いあり)
頭を支え切れないため、めまいのような状況が起きてしまう。
しかし、一旦、頭を支えるための筋肉の使い方が理解できれば、
頭を安定させる事が出来、めまいが治まるという事になります。
このような、状況の場合は、上記原因を改善する治療を受けない限り、
症状が続くこととなります。
昼寝の後のめまいの場合
これは、単に眠り過ぎです。
昼寝は多くても30分程度。
しかも、頭を下げないように眠るのがコツです。
頭を心臓の高さと同等の位置で長く眠ってしまうと、気の乱れが起き、
起き上がった時にめまいを起こします。
この気の乱れについては、説明が難しいので、
このような状況でなければ、読み飛ばしてかまいません。
気の流れについて
身体は、陰陽のバランスでできています。昼や陽気、夜は陰気が身体を支配します。
また、起きている時は、頭に陽気が集中し、足に陰気が集中する
特徴があります。
足の足の痛み側
陽気は、活動の気。
陰気は、静寂の気。
従って、昼間は陽気が活動しているから、仕事ができる。
夜は、陰気が活動しているから、睡眠を取る事が出来るのです。
若干、この部分が、逆転した生活を送っている人がいますが、
そのような方は、体調を崩しやすいです。
昼寝というのは、陽気がなくならない程度でおさめておかないと、
陽気が動けなくなれば、活動できなくなります。
要は、仕事ができなくなるという事です。
陽気を活動させながら昼寝をするためには、
・座って眠る。
・立って寝る。
・横になっても頭をかなり持ち上げた状態で寝る。
ということで、頭側にまわっている陽気を残す事が出来、
寝起きもすぐに作業をする事が出来るのです。
しかし、完全に横になって、眠ってしまうと、身体は睡眠と勘違いして、
陰気の活動量を増やしてしまいます。
陰気が頭の方へ回ってしまうと、急に起き上がってしまえば、
陰陽の気のバランスが崩れてしまい、めまいが起きてしまうのです。
東洋医学の観点では、必ず陰陽や気の流れという概念が出てきます。
気について、良いイメージを持っていない人にとっては、今回の説明は、
怪しいものに聞こえてしまうかもしれませんね!
まあ、身体はいろんな現象で、いろんな症状が起きる可能性があると
捉えてもらえれば、単純で良いと思います。
今回は、かなり長文となってしまいましたが、
参考になりましたでしょうか?
このようなご質問を、たくさん受け付けておりますので、
どんどん送ってみてください。
不安解消フォーム
0 件のコメント:
コメントを投稿